和名:ゴマダラチョウ
学名:Hestina persimilis
大きさ:35~42 mm
採集できる季節:5〜6, 7〜8
採集できる場所:奈良教育大学の吉備塚古墳のクヌギで採集されました。
説明:成虫は、樹液(じゅえき)にあつまります。前翅の先端がとがっているので、これは♂の写真です。幼虫は、エノキ、エゾノキ、クワノハエノキなどのニレ科の植物を餌としています。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • ♂は♀にくらべてやや小型です。♂の前翅(ぜんし)前端はとがっています。♀では丸みをおびるのが特徴です。
  • ♂の翅表面の地色は、黒っぽい茶色で、白色の大きな斑紋(はんもん)がめだっています。
  • 裏面も表面に似ているが、黒色がより茶色っぽい色合いとなり、白色部も発達して、前翅基半部をのこしてほぼ真っ白になることもある。
  • 和名のゴマダラは、この白と黒の「ごまだら」もように由来している。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑I 北隆館

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館